○朝、昇降口での挨拶と観察
・一人ひとりへの声掛けを実践、その反応から健康状態や心理状態を観察し指導に生かした。
・小規模校では昇降口の挨拶の中で欠席児童が把握でき担任への指示及び状況把握に効果的である。
○分かる授業づくり、環境づくりへの支援
・TTによる指導、体験を豊かに取り入れた学習、地域の方々を先生として招いての授業等、学習が分かり、楽しい授業の創造を指導した。
○ 指導力を向上させるための支援
・研究会、研修会、講演会等への積極的な参加を奨励し研鑽を指示した。
○主任クラスの指導
・定期的に学年主任会を開催し、学年間の情報交換及び、学年内の課題への具体的な取り組みについて指導・助言を している。
○不登校傾向児童を抱えた担任への指導・支援
・不登校解消チャートを生かしながら具体的に対処の仕方について指導・助言し、コンタクトは家庭訪問により取るよう指導した。
○保護者を対象とした啓蒙指導
・参観日やPTAの会合等において、経営方針や目指す子供像の説明を行い、理解と協力を得ている。
○危機意識の喚起
・不登校はどの子にも起こる可能性がある。日々個々を大切にした指導に心がけるよう指導している。
不登校を出さないための教育や学校経営をしているわけではないが、楽しい学校経営、分かる授業づくりをしてゆけば、子どもは学校に魅力を持って登校してくる。子どもは進歩や上達する自分を意識し、知的欲求が満たされるとき大きな喜びを感じる。
個々に存在感を持たせ、自己決定の場を与え、子どもに寄り添った共感的指導がキーワードと考える。 |
C調査W新たな取り組みによる好転事例
ア 新たなアプローチ(他校の実践を参考として)
1、
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保護者、祖父母同伴での登校を認め、担任を替える又は継続させる等不登校児への配慮に心がけた。 |
2、 |
母子分離不安児童の指導に教頭(女性)があたり膝に乗せて読み聞かせをするなどスキンシップを取りながら、徐々に母親から引き離し、教室への興味をかき立て解消させた。 |
3、 |
担任が毎日電話や家庭訪問(家を回る程度)を行い短時間でも登校するよう促した。登校できたときは、担任との信頼関係を保つため、本人の出来る範囲の作業量を与えフォローした。 |
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