ェックされたが,とりあえずパス。
自分が持っていった花火は違法で,係官と目があった。 にこっと笑ったら,うまいところパス。ホッ。空港の入国手続きがようやく済んだ所で,出迎えの人に 会う。心の準備ができていないうちの出迎えに自分がオドオド。とにかく記録をということで,周りの様子そっちのけで ビデオを回す。子どもと家族の出会いの一瞬を。でも,子どもの顔も呆然。今のめあては記録だと自分にいいきかせているけれど,カメラはあっちにフラフラ,こっちにフラフラ。 ビデオの前を立派な髭を蓄えた大人が何度も歩き回る。ビデオから目を放したら,隅に立ったままの家族が見えた。あれっ,ローレンがいる。(ローレンは来佐メンバー)ローレンの側に,さっきの髭の男,う〜ん。うるさいくらいにビデオの前をうろうろしていたのは,自分のホームスティ先の家長であるシャスティンだった。それだけで,ジャスティン・アスカー一家ととても親密になれた。やっと空港の外に出て,それぞれがそれぞれの車へ。空港ではとりあえず2万円換金したが,これがあとで, ちょっと面倒なことに・・・・・ 車は,走りに走って,ブリスベンの西から東へ?東から西へ?北から南へ?とにかく端から端へ・・・・・着いた所は,ローンパインコアラ保護区。敷地の大きさは知らないが,施設はそれほど大きくなかった。確かにコアラはあちこちいたが眠っていた。 ここで,子どもたちの様子が一変した。喋らなくなったのだ。 形通りのあいさつの言葉は覚えて行ったが,それ以上が できない。 見る景色は目ずらしものばかりだけど,その側には,わけの分からない言葉をしゃべり続けるオーストラリアの人がいる。話しかけられたら,ハピーとおおげさに言えばいいのに, それができない。この意味不明の場面設定に,我を見失いかけた子どもがいた。公園見学の後は,みんなでバーベキューを楽しむはずが・・・・最終的には,何人かの子どもを預かって,駐車場でブーメランを飛ばして遊んだ。公園から先は,子どもたちと別行動を取った。 アスカー一家が,ブリスベンの街が一望できる高台に |
つれっていってくれた。それから日本庭園へ。アスカー家の人達は,一生懸命知恵をしぼって日本から来た訪問客に安らぎを与えようと努力していることが日本庭園への案内で伝わって来た。引率者の私まで・・・・・申し訳ないとも思った。7時頃アスカー家にたどり着いて夕食。 ビールとスープをお願いした。ビールを飲んでいる所に,子どものことで「ヘルプ」の電話があった。ジャスティンの車で子どもの家に・・・・そこは,昨年佐賀に来たジャクリンの家だった。ジュリエット先生も来ていた。何も喋らず,下向いて泣き顔の子どもに,とりあえず食事をさせて,それからシャワー。とにかく,家についてから何もしゃべらず,ずっと・・・・・・・という。シャワーが済んだら,部屋の電気を消して寝せた。明日の朝,様子をみることにして帰宅。ビールを飲み直して,それから国際電話の調整,3度目に家につながった。PTA会長とも話した。ホッ。
Mid-afternoon_welcome party /Wynnum Foreshore |
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