3 交流の実践例
<仙台市立茂庭台小学校>
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状況把握のための事前訪問は,高齢者の生活の様子を知るだけでなく,実際の活動のための施設状況まで確認することができ,見通しを持って交流会計画の話し合いをさせることができた。実際の活動においては,計画通り進んだグループ,そうでないグループと様々あったが,積極的にかかわる児童の姿があった。また,事後の反省においても,実感のある振り返りが数多くあった。 |
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V ま と め
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学校が学校として機能するためには,教科等の学習以前に,まず,子供たちの心の安定が図られ,学級・学校におけるしっかりした人間関係が形成されることが必要である。そのような環境の中で子供たちは,共に学び合い,自己実現が図られてくる。従って,子供たちが楽しく,充実した学校生活を送れるようにするためには,心の教育を学校経営の中心に据えることが大切である。教科だけの学ぶ力でなく,道徳や特別活動を含めあらゆる教育活動の中で,人間としての生き方を学ぶことが肝要であることが改めて確認された。これまでの経営実践等をまとめると次のようになる。 1 多様な人々との交流を図り,共生の機会を多く取り入れることにより,子供たちの人間関係の広がりと他者理解の深化が見られてきた。 2 次に,各研究調査の結果や経営実践を見ると,変化の激しい時代において,各学校では校長のリーダーシップのもと,特色ある学校づくりに種々工夫している様子が窺われた。その中で,特に,校長は,基底に確たる教育観を持って,的確な学校経営に当たることが重要である。そして,それを受けた教職員の熱意のある指導実践の積み重ねがあって,初めて,子供,保護者,地域の信頼を得ることができると思われる。 3 このような経営実践及び指導実践を積み重ねることにより,結果として,「豊かな心」をはぐくむ学校がつくられ,「豊かな心」を持つ児童が育成されていくと考えられる。 なお,これからも,「豊かな心」をはぐくむ教育の充実と教職員の熱意ある指導に果たす校長の役割の重要性を心して学校経営に当たりたい。 【参考文献】
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