「確かな力」 |
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自ら学び自ら考える力を培いつつ基礎・基本の確実な定着を図ることによって築かれる生きて働く実力 |
「豊かな心」 |
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新しい時代や変化にたくましくもしなやかに対応し,他と協調しながら自分らしさを発揮できる精神力と感動する心
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「学校評価」 |
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広報と保護者・住民の参加を前提とした校内自己評価と外部評価を行い,その結果に基づいて学校の経営を改善する一連の活動 |
5,提案の概要
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大田市の学校教育の特色である優れた施設設備を持つ小規模校,とりわけ象徴的な小中併設学校の実践を軸に,情報の開示・発信・交換や異校種間連携を通した学校評価活動と校長の在り方について提案する。
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第4部会「小中併設学校の研究内容」を中心に提案するが,上記組織図の4つの部会の研究についてそれぞれの概要を報告する。 |
6,各部会の研究概要
(1)第1部会
^特色 |
大田市立第一中学校区4校,中心市街地の学校と郊外の小規模校(児童数:大田小581,長久小140,川合小104,久屋小54) |
_視点 |
小・小(地域を含めた)連携を中心におき「学校評価と説明責任」について研究を推進する。 |
`内容 |
広報・学校要覧をPDSサイクルにのせる。修学旅行・宿泊体験等のパンフレットづくりや学校と親子をつなぐ資料づくり |
(2)第2部会
^特色 |
大田市立第二中学校区6校,各学校区が大田市の海岸沿いに連なる中・小規模校(児童数:五十猛小107,静間小89,鳥井小83,久手小279,朝波小93,富山小40) |
_視点 |
「確かな力・豊かな心を育むための評価プログラムの構想」
〜各組織を機能させながら〜 |
`内容 |
・実態把握アンケートの作成・実施・分析・考察
・自校の経営計画に基づいた「実践」部分の検討(各組織の有効的な活用法)
・評価項目の作成(大・中項目)
・外部評価の対象者とその評価項目の検討 |
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(3)第3部会
^特色 |
大田市立第三中学校区3校,石見銀山の遺跡や特産の陶器瓦の生産地を中心にした山間僻地小規模校(児童数:大代小25,高山小44,大森小17) |
_視点 |
小・小(小中)連携の中で確かな学力を育む評価活動と経営改善を求めて |
`内容 |
・全小学校と第三中学校教職員のアンケートにより課題の明確化。
・3校集合学習・合同行事・既成の育成会等を利用した推進。
・相互の授業研究。体験活動の共通化。 |
(4)第4部会
^特色 |
国立公園三瓶山を囲むように校区をもつ小中併設の小規模僻地校3校(児童数:池田小51,志学小26,北三瓶小26) |
_視点 |
広報・学校評価プログラムの開発と小中併設学校の特色を生かした経営改善 |
`内容 |
広報・学校評価プログラムを学校教育活動の「企画・計画発表」「情報開示・参加・参観・参画」「評価」「改善」という一連の流れとして開発する。
→プレゼンテーションソフトの活用・チェックリスト等の開発・小中連携強化 |
7,第4部会・小中併設学校の取り組み
上記の第4部会の各小学校は小中併設の学校である。ここでは小中併設という特色を持った学校での小学校と中学校の連携強化と広報・学校評価活動への取り組みについて述べる。部会の拠点とした池田小学校の実践については次項でより詳しく述べる。
(1)第4部会3校の特色
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第4部会の小学校は国立公園三瓶山(さんべさん)を取り囲むように位置している。豊かな原生林や牛の放牧される広大な草原などの自然と,周辺にはスキー場や温泉があり観光の名所になっている。また,近年完成した島根県立自然館や埋没林公園があり,そこにはおよそ3500年前の三瓶山の火山活動によって直立したまま埋没した杉の巨木がそのままの姿で展示されている。
3校ともそれぞれ同じ敷地の共用校舎に同名の中学校が併設されている。子どもたちは義務教育の9年間を同じ敷地内にある同じ校舎の中で過ごすことになる。保護者や地域の住民の多くも校舎の新旧はあるにせよ,同じ小中学校の出身者である。 |
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1、3校共通の取り組み
ァ, |
保護者の意識調査と学校への要望調査の実施 |
ィ, |
児童の意識調査の実施 |
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