平成18年11月24日 |
中央教育審議会スポーツ・青少年分科会 |
全国連合小学校長会長 寺 崎 千 秋 |
青少年の意欲を高め、心と体の相伴った成長を
促す方策について (中間まとめ)への意見
中央教育審議会スポーツ・青少年分科会が、我が国の次代を担う青少年の意欲を高め、心と体の相伴った成長を促す方策等大人の責任について精力的に調査・審議を進めら、中間まとめとして提言されたことに敬意を表します。今回の中間まとめに対し、全国連合小学校長会としての意見をとりまとめましたので、下記により提出いたします。 |
記 |
1 | 青少年の自立への意欲に対する大人の責任 |
||
2 | 青少年の意欲をめぐる現状と課題 |
||
3 |
青少年の意欲を高め、心と体の相伴った成長を促すために
5つの提言が示され、「教育関係者だけではなく、家庭・学校・地域そして企業等のすべての大人がこれらを自らの課題として受け止め、積極的に行動することを期待する。」などが述べられています。これら一つ一つがきわめて重要なことであると受け止めることができます。 |
||
おわりに、青少年を取り巻く環境は必ずしも望ましいものばかりとは言えません。テレビ、雑誌等のマスメディアで、日々流される情報や娯楽番組の中にはおもしろければよいとし、必ずしも人間尊重の精神にたった内容のものばかりではありません。各マスメディアにはそれぞれチェック機能がありますが、必ずしも娯楽番組のチェックがされているようには思われません。これらをチェックするシステム作りが重要であると思います。学校は、保護者、地域の人々と連携し、有害情報の及ぼす影響に鑑み、適切な批判を行ったり、害をより少なくするよう努力したりして子供を取り巻く望ましい環境づくりを進めることが重要です。これらを支援する体制づくりも合わせ提言いただければと考えます。 |