9月13日に文部科学省で平成17年度における小学校における校内暴力等の調査結果が公表されました。それによると、全国2万2856校のうち3.2%の725校で校内暴力が見られ、校内暴力は2018件で3年連続で過去最多を示しています。内訳を見ると児童同士の暴力は951件で4.1%減ったものの、対教師暴力が464件で38.1%の増加、教師以外の対人暴力が16.7%増の21件、器物損壊が582件で7%の増となっています。本会としてこの結果を重く受け止めるとともに、これまで「命を大切にする教育の充実」「心の教育を重視した学校経営の推進」「よりよい人間関係の推進」などを訴えてきましたが、この機会にもう一度これらを確認するとともに、以下の視点で心の教育と安全確保の指導の徹底を図っていく必要があると考えます。また、学校教育に対する信頼、教員に対する信頼関係作りを一人一人の児童と築くとともに、社会・地域・家庭・保護者との信頼関係を一層深め、指導の実をあげていくことが求められます。
つきましては、下記の事項について貴都道府県会員への周知・徹底についてご高配を賜りますようお願い申し上げます。
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