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各部会・各種委員会の活動報告

 

◇基金管理運営委員会

基金の充実と安全管理の対応策

1 基金の管理運営について
 基金の造成は、全連小の財政的基礎を固め、校長としての職能の向上と初等教育の充実刷新を図り、日本の教育の進展に寄与する目的の完遂に資するためである。
 基金は、主として各会員の醵出によって造成されているが、本年度は新会員3190余名から納入され、確実な金融機関に預金し管理されている。

2 検討すべき課題と現状
 本委員会では、主に以下の三つの課題について検討した。
(1)  基金醵出の意義や目的を今日的な視点から見直し、基金を継続する意義や取り崩しをしない理由を明確にした。新会員には趣意書である「全連小基金造成について」により、現会員に対しては総会をはじめとする諸会議や『小学校時報』などにおいて趣旨を徹底するとともに、管理運営の方針や状況等を伝えることが大切であるとされた。
(2)  低金利化に伴う果実の減少への対策として、果実会計の運営の在り方を検討してきた。当面の対策として、果実会計の支出の減額や他の会計(通常会計・特別会計等)から支出等の手だてを継続するとともに、貸付信託や金銭信託を解約し、より利率の高い定期預金とした。
(3)  本年度からペイオフ凍結が全面解除され、基金の安全管理の対策を一層強化する必要がある。現在は安定度の高い銀行、自由金利定期預金を主体に口座設定している。

3 今後の対応策
 前記3点の課題については、緊急かつ長期的視点に立ち、全連小としての組織的・継続的な対応策を吟味・検討する。さらに、今後は安全管理の対応策にとどまらず、有効な使途・運用を視野に入れていきたい等が議論がなされた。

(委員長 藤村雄二)
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