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各部会・各種委員会の活動報告

 

◇教育改革委員会

生涯学習社会における小学校教育の役割と時代の進展に即応する小学校教育の課題

1 調査の概要
 本委員会は、国の教育改革の進行に伴い、各学校がどのように改革を進めようとしているのかを把握するために、以下の3点について調査を実施した。
@
学校週5日制の下での小学校教育の在り方や子供の居場所づくり
A
新たな教育改革に伴う諸問題と学校運営
B
小学校における少人数指導及びTT方式

2 調査の結果
 @の、学校週5日制の趣旨を生かした小学校教育の実現では、教師の指導力の向上と授業の質の高まりなくして「生きる力」の育成はできないという校長の意識の高さが分かった。また、外部評価では、子供の満足度や学校の教育目標の具現化などの回答が高いことが分かった。
 Aでは、教育振興基本計画に示された項目で、「授業が分からない子の半減」という回答が上位を占めた。また、数値目標の設定に関しては、「基礎・基本と学力の向上」の回答が極めて高い状態が続いている。
 Bでは、「確かな学力の定着」のためには、少人数指導やTT方式などの指導方法を、一層発展させるべきであるという意向が明らかになった。

3 次年度に向けて
 本年度は、これまでの経年変化を調べてきた内容と新規に開始した調査とを併せて実施した。これらの調査から、各校長は、教育改革の内容を吟味しながら、自校の改革を慎重に推進していることが改めて明らかになった。
 今後も、教育改革の成果や課題を見つめつつ、参考になる調査を実施していきたい。

(委員長 神山安弘)
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