TOP全国大会第57回愛知大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 
第1分科会 学校経営
 【研究課題】人としての基を築く子供を育てる学校経営と校長の在り方
 <研究発表>人間性豊かで主体的に学ぶ子供を育てる学校経営
― まず"Face To Face"(対話)から ―
愛知県知多郡東浦町立卯ノ里小学校  河合 健治
<発表概要>
「人としての基」を豊かな人間性とより高い社会性としてとらえ,人として生きていく生き方の基盤を培う小学校教育の在り方を考える。人として当たり前のことが当たり前にできるよう,一人一人を看取り,人とのかかわりの中で,本当に人間性豊かな子供たちを育てたい。
 それには,校長として,以下,3つのことを基本方針とする。
@ 子供と正面から向き合い,子供の目線に立って実践を進める。
A 教職員と常に対話の姿勢を持ち,共に学ぶ姿勢の確立と評価を通して自らを振り返る。
B 保護者や地域社会との"Face To Face"(対話)を絶えず心掛ける。
 方策として,年度当初の重点努力目標を定め,子供たちが楽しく学校生活を送るために,教職員の心構えを振り返る。また,進んで学ぼうとする子供たちのために学習活動を見直す。さらに,教師の力量を高める手だてを充実させる。最後に,家庭・地域社会との連携を考える。





第1分科会 学校経営
 【研究課題】人としての基を築く子供を育てる学校経営と校長の在り方
 <研究発表>教職員の意識を高め、確かな方向に力を発揮する学校経営
山形県上山市立上山小学校  荒木 雄之
<発表概要>
確かな力を育む学校経営を進めるためには、教職員の意識改革を図る以下のような場と観点がある。校長はそこを逃がさず取り込んでいかなければならない。
(1) 校長自らが、より深く実態を把握・分析し、納得・賛同を得られる高いレベルの方向性を明示する。
(2) 創意工夫をしながら企画実践していくことのできる体制づくりと、力強く推進する教職員の意欲の喚起と実践上の支援をしていく。
(3) 授業改善(転換)に向かう努力を核にすえた教育活動・研究を強力に進める。
(4) 日常的に、教職員に励ましや助言、達成感が味わえる評価をするように心がける。
(5) 教職員と教育観・人生観を語り、希望ある将来の設計を描くことができるように支援する。
 
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