TOP全国大会第57回愛知大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 
第10分科会 環境教育
 【研究課題】自然を愛し、環境を大切にする心と実践力を育てる環境教育と校長の在り方
 <研究発表>都市部における環境教育の在り方
千葉県千葉市立上の台小学校  林 峰子
<発表概要>
 千葉市では平成15年度から、児童生徒にわが町に対する愛着や誇りを育もうというねらいで、「まちづくり推進事業」を全中学校区ごとに立ち上げた。本学区では『自然がいっぱい』を活動テーマに取り組んでいる。その取組みを通して、地域の方々といっしょに児童がどのようなかかわり方ができるかをさぐった。幕張新都心のビル群を見下ろす住宅地にあるこの街を、児童が自分の住む街として見直し、さらに住みよい街づくりに参加しようという意欲をもたせることが、環境教育の入り口であり目的でもあると考える。私の環境教育の提案は、この「まちづくり推進事業」が中心である。




第10分科会 環境教育
 【研究課題】豊かな心をはぐくむ教育課程の編成と校長の在り方
 <研究発表>環境への豊かな感性を育て、確かな実践力を高める環境教育
― 環境に主体的に働きかける力の育成と多様な連携を求めて ―
福井県武生市立北新庄小学校  仲野 利昭
<発表概要>
 福井県武生市は、持続可能な循環型社会を目指して、市民に対する環境教育や施策を推進し、地域住民の環境に対する意識は比較的高い。市小学校長会では、それらを踏まえ、
研究テーマを「環境への豊かな感性を育て、確かな実践力を高める環境教育」として、小学校での環境教育と校長の在り方について次のことを重点的に研究した。
@ 体験や活動を通して学ぶ環境教育の推進と校長の在り方
A 家庭・地域・行政等と連携した環境教育の充実と校長の在り方
 また、環境教育を行うにあたって、市内のそれぞれの小学校が取り組む内容を
ア 共通に取り組む内容の実践と校長の働きかけ
イ 独自に取り組む内容の実践と校長の働きかけ
 の2つとし、研究した。研究協議会の発表では、具体的な実践事例を報告するなかで、
研究成果とともに、今後の研究の方向を探っていきたい。
 
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