TOP全国大会第57回愛知大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 
特別分科会 第1分散会  教育課題
 【研究課題】一人一人の個性を生かし、心豊かな子供を育成する教育と校長の在り方
 <研究発表>あたりまえの教育を基本とした体験活動が児童に豊かな心を育てる
長崎県佐世保市立花高小学校  山口 芳雄
<発表概要>
 本校は、佐世保市の東部に位置し、創立29年目を迎える。花高、上原台団地等を主な校区とし、児童数965名、市内で最大規模の学校である。
長崎県では、平成15、16年の2カ年に渡り、児童生徒による衝撃的な事件が発生し、教育現場を預かる者として困惑と悩みは一層深まった。
 そうした中、本校においては、あらためて教育を見直す視点として「あたりまえの教育」を進めることを最善とし、学校、家庭、地域が各々その役割を果たすことにより、基本的な生活習慣や責任、義務、ルールを尊重する心や態度を育てることを目標としている。
子供の豊かな心やいのちを大切にする心を育てるため、学年に応じた様々な体験活動を、総合的な学習の時間や特別活動等に位置づけ、教科や道徳とも関連させて実施している。また、学年間の交流もたいへん盛んであり本校の伝統ともなっている。
 今後、体験活動のねらいを明確にしたり、バランスを常に考慮したりしながら、より一層活動の充実に努めたい。




特別分科会 第1分散会  教育課題
 【研究課題】一人一人の個性を生かし、心豊かな子供を育成する教育と校長の在り方
 <研究発表>一人一人の自立を支援する特別支援教育体制づくり
静岡県榛原郡吉田町立自彊小学校  飯田 隆
<発表概要>
 これまで榛原地区校長会として、「一人一人の自立を支援する養護(特殊)教育の充実」を目指し、教職員一人一人の指導力を伸ばすための育成研修に力を注いできた。平成16年度からは、地区校長会として養護教育の枠を広げた「特別支援教育」の充実のために次のことに取り組んできた。
1 指導力を伸ばすための職員育成の推進
2 特別支援を必要とする児童の実態把握
3 校内指導体制の充実
4 自立の力を育てる教育計画
5 保育園・幼稚園・中学校と小学校の連携における特別支援教育の在り方
 これらの実践を通して「教育の輪の拡大」という視点で校長の指導性を発揮することにより、特別支援教育の今後の在り方と指導体制づくりを研究していく。
 
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