TOP
>
全国大会
>
第57回愛知大会
>
VI 研究協議の概要
VI 研究協議の概要
第2分科会 第1分散会 教育課程
【研究課題】豊かな心をはぐくむ教育課程の編成と校長の在り方
<研究発表>「豊かな心を持ち,たくましく生きる児童」を育成するために
―「子供の心に響く道徳の授業」づくりを核として ―
和歌山県海南市立亀川小学校 道下 雄三
<発表概要>
学校教育活動全体を道徳教育の視点から矯め直すことから始め,有機的な関連を意識しながら何よりも「道徳の授業」を充実させることを主眼として,協同で教材研究をし合い,相互に授業を公開し合う取組を重ね,その質的向上を図った。
そのために,研究組織の確立に努めるとともに,教員の研修の充実を図るために,講師の招聘や研究会への派遣等,研修の機会の確保に努めた。また,全体計画構想の見直しを行い再構築をするとともに,各学年の子供の実態に即し,指導の重点化を図った年間指導計画の作成に意を注いだ。
さらには,保護者及び地域と連携した取組が肝要であると考え,道徳教育に対する保護者の意識調査を行ったり,学校便り等で取組への理解や協力を求めたり,授業参観で道徳の授業を公開するなどの取組を進めるとともに,保護者・地域とのふれあいをテーマに,子供たちの体験活動の充実を図る取組を進めている。
そうした取組の一端を紹介しながら,校長の在り方について模索する。
第2分科会 第1分散会 教育課程
【研究課題】豊かな心をはぐくむ教育課程の編成と校長の在り方
<研究発表>豊かな人間性・社会性と,道徳的実践力をはぐくむ道徳教育の推進と校長のリーダーシップの在り方
愛知県豊田市立東山小学校 長坂 賢治
<発表概要>
よりよく生きようと願う子供たちの思いを大切にした教育活動を行うことで,人間性・
社会性豊かな子供を育成しようと構想した。
そこで,市内の各小学校において,主に「人とかかわる活動」「自然とかかわる活動」「地域・関係機関と連携した活動」「道徳の時間の充実(心のノートの活用を含む)」の四点を踏まえ,それぞれの学校の子供の実態や地域の特色に即した特色ある行事・取組を展開してきた。
その中で,保護者・地域に信頼され,共に歩む学校運営を進めるために,「諸教育活動にあたっての教職員との共通理解」「保護者の理解や信頼を得るための方策」「地域・関係機関との連携」等,校長が適切にリーダーシップをとるにはどうあったらよいかを研究した成果を発表する。
▲ いちばん上に戻る ▲