TOP全国大会第57回愛知大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 
第4分科会 生徒指導
 【研究課題】一人一人の人格を尊重し、好ましい人間関係を育てる生徒指導と校長の在り方
 <研究発表>美しい心,たくましく生きる力を育む生徒指導の在り方
― 生徒指導の機能を生かした教育活動の充実 ―
徳島県上坂町立松島小学校  坂東 恭
<発表概要>
 いじめ、不登校など様々な諸問題はその原因・背景を見ると、自他の個性を尊重し合う心や好ましい人間関係の育成が十分であるとは言えない。そこで、教師と児童との人間的なふれあいを密にし、相互が信頼関係に満ちた生徒指導の推進を目指した本校の指導体制と校長の在り方を提案する。発表内容は3つの大きな柱立てで行う。
 1つめは生徒指導体制についてで、生徒指導は学級・学年を基盤として全職員が風通しを良くして指導に当たり、望ましい集団生活や各個人の伸長が図れるようにする。また、教師は児童一人一人をかけがえのない人間として尊重し、児童と共に伸びていこうとする態度を持つようにする。2つ目として、生徒指導への具体的な取り組みとして、図書館教育や総合的な学習、道徳、学校行事など、特色ある教育活動を通して、児童の自己存在感を実感させる。3つ目として、魅力ある学校づくりに向けての校長の役割について提案する。





第4分科会 生徒指導
 【研究課題】一人一人の人格を尊重し、好ましい人間関係を育てる生徒指導と校長の在り方
 <研究発表>家庭・地域社会・関係機関との連携
三重県松坂市立仁柿小学校  前田 譲
<発表概要>
 全国的に犯罪の低年齢化や問題行動の深刻化が言われる中、離婚家庭の増加、援護家庭の増加、外国籍児童生徒の転入学の増加、体力不足や精神的にひ弱い児童生徒の増加、喫煙行動など、本校にも環境の変化の波は確実に押し寄せてきている。また、最近の飯南町の青少年意識調査でも「飲酒」「喫煙」に関しても「しても良い」と考えている子が多くいることが分かっている。このような現状で、生徒指導における学校と家庭・地域社会・関係機関との関係は等分にその役割を果たすということが理想である。そこで、「飯南町青少年育成町民のつどい」や、「飯南キッズいきいきクラブ」が取り組む青少年健全育成活動に対して、学校はどんな働きをしているかを述べる。また、本校の地域・保護者との連携として設立した「仁柿っ子に夢を育む会」の目標・組織・活動・効果について述べる。他にも、「環境教育の実践」「オールスターいなかのカーニバル」、「自然のフェスティバル」など、学校と保護者、地域社会との連携した本校の特色ある教育活動の状況とそのねらいについて提案する。
 
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