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第57回愛知大会
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VI 研究協議の概要
VI 研究協議の概要
第6分科会 健康・安全教育
【研究課題】たくましく生きる心と体をはぐくむ健康・安全教育と校長の在り方
<研究発表>心身の健やかな発育・発達を目指す健康教育の推進
― 心豊かにたくましく生きる力を育てる健康教育の充実 ―
北海道旭川市立江丹別小学校 森谷 一夫
<発表概要>
21世紀に入って早5年が経過し、この間、豊かな心と確かな学力の論議が盛んに行われ、創意工夫のある教育活動の実践が数多く見られるようになってきた。
一方では、「キレる子供たち」「体力低下」「気力低下」「生活習慣病への不安」「性に関する問題」「食生活」など、子供たちの健康に関する不安が増加している。
旭川市小学校長会では、昭和35年以降、旭川市学校保健会と連携して子供たちの健康の保持増進や体力向上に取り組んでいる。また、各学校でも校長が健康教育に関する今日的課題の解決に向け、積極的にリーダーシップを発揮して、特色ある健康教育を推進し、多くの成果を上げている。
本研究発表は健康教育の推進と校長のかかわりの具体に関する北国からの発信である。
第6分科会 健康・安全教育
【研究課題】たくましく生きる心と体をはぐくむ健康・安全教育と校長の在り方
<研究発表>「健やかな心身」をはぐくむ学校を目指して
― 地域との連携による「安全教育」の在り方 ―
静岡県三島市立徳倉小学校 羽畑 享司
<発表概要>
近年、自然災害、交通事故、さらに学校内外での不審者の問題、傷害事件など、子供にとって安心できない状況があり、学校だけでは子供の安全を守ることはむずかしい。
三島市校長会ではこうしたことを踏まえ、命を大切にする防災教育の推進を掲げ、防災意識を高め、自他の命を大切にする次世代を担う子供の育成に取り組んできた。
また、防災や防犯などの安全対策は、多岐にわたる手立てが求められることから、学校や家庭・地域社会・関係諸機関が互いに協力し合わなければ、より効果的な対応を実現することはできない。そこで、校長は「開かれた学校」を常に意識し、家庭や地域社会・関係諸機関と情報を共有し合い、互いに信頼し会える関係づくりとより具体的な安全教育に取り組んでいくことが必要である。
本研究発表では、こうした安全教育の推進と校長の在り方について提言したい。
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