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第57回愛知大会
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VI 研究協議の概要
VI 研究協議の概要
第9分科会 情報教育
【研究課題】情報を選択・活用し,自ら発信して考えを豊かにする子供の育成を目指す情報教育と校長の在り方
<研究発表> コンピュータ教育推進上の課題と校長の在り方
―「子供の心に響く道徳の授業」づくりを核として ―
山形県櫛引町立櫛引南小学校 大川 英一
<発表概要>
電話やインターネットなど情報にかかわる事件や問題行動が多く報道されるようになった現在,情報化社会を豊かにたくましく生きる力を児童に身につけさせる必要性を強く感じている。しかし,本校やこれまで勤務してきた学校においては,情報教育が計画通りに進まない状況であった。
このような状況は本校など少数の学校の実態なのかどうかも含め,情報教育推進上の課題を整理するとともに,その解決方法を探るため,地区の小学校50校を対象に調査を行った。その調査結果を基に研究同人で検討した。
なお,情報源及び発信源としては,テレビ,ラジオ,新聞,書籍,ポスター等いろいろあるが,情報化社会の中心であるコンピュータに焦点を当てて取り組んだ。
第9分科会 情報教育
【研究課題】情報を選択・活用し,自ら発信して考えを豊かにする子供の育成を目指す情報教育と校長の在り方
<研究発表> 情報機器などの効果的活用と教育環境の整備
富山県宇奈月町立愛本小学校 池原 哲男
<発表概要>
キーワード ・ どの子供にもパソコンを使いこなす技術を!
・ 実体験や本物に触れることを大切に!
・ 理解する力もコミュニケーション能力
コンピュータが家庭にも普及し,ほとんどの子供たちが家庭で自由にパソコンを使える環境になってきた。子供たちにとってパソコンを使いこなす技術は必須のものとなっている。そんな中,子供たちが情報機器の活用についての指導をきちんと受けられるようにすることは校長としての責務であろう。
パソコンを使って,調べ学習やデータの蓄積,学習したことの発表,意見や考えの交換などができるようにすることが大切だが,小学校の段階では,それ以上に実体験や本物に触れることが情報への感性を高める上で重要であると考える。また,コミュニケーション能力の育成に当たっては,情報の発信とともに,受け取った情報を正確に理解する力を高めることが必要である。
子供たちがより質の高い情報教育を受けることができる環境をどのように整備していけばよいか,ともに考えてみたい。
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