TOP全国大会第58回神奈川大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

10分科会 環境教育 分散会@

 【研究課題】 環境への豊かな感性と実践力を育てる学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】 教科等の学習を通した環境教育の推進
 <研究発表> 子供の感性と実践力をはぐくむ環境教育の推進
           −地域を愛し、大切にする子供の育成−
鹿児島県大口市立曽木小学校  西中間 新一
<発表概要>

 平成16年度に「環境保全の意欲の増進及び環境教育の推進に関する基本的な方針」(環境教育推進法)が施行された。学校においても教育活動全体を通じ発達段階に応じて、各教科間の関連に配慮しながら環境教育の一層の推進の必要性が唱われている。
 そこで、身近な自然を愛する感性や主体的に取り組む実践的態度を育成するため、学校教育全体を見通し、教科等との連携を図った環境教育を推進するために校長としてどのような指導性を発揮すべきか以下の視点で取り組むことにした。
@ 環境教育の構想づくりでの校長のリーダーシップ
A 環境教育の条件整備づくりにおける校長のリーダーシップ 
B 環境教育の計画づくりでの校長のリーダーシップ
C 環境教育の実践における校長のマネジメントシップ
D 保護者・地域・関係機関との連携におけるマネジメントシップ

 

10分科会 環境教育 分散会@

 【研究課題】 環境への豊かな感性と実践力を育てる学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】 教科等の学習を通した環境教育の推進
 <研究発表> 「福島潟」や「学校ビオトープ太田の森」の効果的な活用による環境教育の
           推進
           −総合的な学習の時間の指導を中心にして−
新潟県新潟市立太田小学校  野本 健一
<発表概要>

 本校には環境教育を推進する上で格好の教材が二つある。一つは近隣に所在し容易に行ける「「福島潟(浅い湖沼)」であり、二つは、学校(児童・職員)・保護者・地域が専門家のアドバイスを受けながら作り上げた「学校ビオトープ太田の森」である。それらを総合的な学習の時間等に最大限活用しながら環境学習への取組を進めている。
 実践事例としては、3年の環境学習(太田の森の観察、福島潟を探検しよう、雑魚取りをしよう、福島潟のことをみんなに知らせよう)と5年の環境学習(太田の森を観察しよう、育てよう植物)を紹介し、それらを支える学校経営上の留意点について考察する。
@ 環境教育もバランスのとれた教育課程の中で行う・・・・学校が抱える課題は多い。その解
  決には教育課程全体の中に確かに位置付けて取り組む必要がある。
A 長く続く確かな取組にする校長のリーダーシップ・・・・○率先する ○意義を共通理解さ
  せる ○かかわりの仕組みを作るの3点がキーポイントである。

 

 
▲ いちばん上に戻る ▲