<発表概要>
杉並区における学校評価の特色は、実施主体は各学校としながらも、「評価指標」を区教育委員会が「杉並区教育ビジョン」に基づいて定めたものを使用するところにある。
杉並区立小学校長会は、区内小学校長を対象としてアンケート調査を行うとともに、学校評価を「特色ある学校づくり」「保護者の学校運営参加への意識改革」「開かれた学校づくり」などの学校改革に生かした事例について分析し成果と課題を明らかにした。
その成果は、大きく3点にまとめることができる。
@ 教員・保護者の経営参画意識が高まり、教育活動の意欲的な取組が増えたこと
A 開かれた学校づくりが推進され、情報の共有化が広がったこと
B 自校の課題や、特色ある教育活動について理解が深まったこと
校長には、今後ともリーダーとして、一層の学校改革と経営改善のために学校評価を具体的実践につなげていく経営が求められている。
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