<発表概要>
これまで特別支援教育の制度や体制整備等が進行中であること等を勘案し、基本姿勢「できることから取り組もう・できる範囲で取り組もう」を合言葉に「無理のない、小さな工夫や実践」を大事に積み重ねてきた。これらの実践を受け、本研究では、学校の現状や子供の実態を的確に把握し、自校の特別支援教育を構築するために、ガイドラインの「学校経営上の留意点」を踏まえ、「2つの視点」と「8つの行動」を設定し、校長のリーダーシップの方向性や在り方を示すこととした。
視点1 チームワークの推進 〜児童理解と教育活動の充実〜
【行動】1 学校経営方針等への位置付け
2 特別支援教育コーディネーターの配置
3 校内支援体制の整備
4 教育課程・指導の改善と工夫
視点2 パートナーシップの拡大 〜組織的な体制の強化〜
【行動】5 保護者への啓発と教育相談
6 専門性を高める研修の推進
7 専門機関とのネットワークづくり
8 地域ノーマライゼーション確立への支援
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