TOP全国大会第58回神奈川大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

特別分科会 教育課題U 分散会B

 【研究課題】 教育改革を主体的に進める学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】 一人一人の子供を大切にした特別支援教育の推進
 <研究発表> 子供一人一人に「自立と共生」の基礎をはぐくむ特別支援教育の推進と
           校長の在り方
           −できることから取り組もう・できる範囲で取り組もう−

北海道函館市立北美原小学校  秋元 順一

<発表概要>

 これまで特別支援教育の制度や体制整備等が進行中であること等を勘案し、基本姿勢「できることから取り組もう・できる範囲で取り組もう」を合言葉に「無理のない、小さな工夫や実践」を大事に積み重ねてきた。これらの実践を受け、本研究では、学校の現状や子供の実態を的確に把握し、自校の特別支援教育を構築するために、ガイドラインの「学校経営上の留意点」を踏まえ、「2つの視点」と「8つの行動」を設定し、校長のリーダーシップの方向性や在り方を示すこととした。
視点1 チームワークの推進   〜児童理解と教育活動の充実〜
      【行動】1 学校経営方針等への位置付け
           2 特別支援教育コーディネーターの配置
           3 校内支援体制の整備
           4 教育課程・指導の改善と工夫
視点2 パートナーシップの拡大   〜組織的な体制の強化〜
      【行動】5 保護者への啓発と教育相談
           6 専門性を高める研修の推進
           7 専門機関とのネットワークづくり
           8 地域ノーマライゼーション確立への支援

 

特別分科会 教育課題U 分散会B

 【研究課題】 教育改革を主体的に進める学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】 一人一人の子供を大切にした特別支援教育の推進
 <研究発表> 個々の特性に応じ、自立の基礎を培う特別支援教育の体制づくり
           −校長に求められる意識の転換と指導性−
山梨県南部町立睦合小学校  市川 和郎
<発表概要>

 南巨摩学校経営研究会(校長会)は、南北に長い地域性から、組織を北部、中西部、南部の3つに分けている。南部に属する南巨摩は小規模校が多い。本研究会は、特殊学級の有無にかかわらず、「特殊教育から特別支援教育への転換とその体制づくり」をテーマに、3年1サイクルで研究を続けてきており、本年度がその3年目にあたる。
(1)教職員の意識改革〜危機管理として〜
  @ 校長自らの研修と意識改革  〜「場」から「人」への転換〜
  A 支援体制の確立
(2)教職員の資質向上・指導力の向上
(3)外部機関等の連携・支援
  @保護者との連携  A関係諸機関との連携  B保幼小中の連携
などについて3年間の研究で出された、転換期における立ち向かうべき現場での課題について発表する。

 

 
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