TOP全国大会第58回神奈川大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

特別分科会 教育課題U 分散会C 

 【研究課題】 教育改革を主体的に進める学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】  教育活動の連続を目指した異校種間連携の推進
 <研究発表> 子供の豊かな心を育てる幼稚園、中学校との交流・連携
千葉県八千代市立勝田台南小学校  前田 雅隆
<発表概要> 

 学校が地域に信頼され、高い教育効果を生むところであるためには、地域の幼稚園、小・中学校が交流、連携を図り、相互に教育効果を高め、入学時に立ち止まることなく、連続した教育が展開できることが重要な位置を占めてくる。幼稚園から小学校に進む段階では、遊びを中心とする幼稚園の指導から、学びを中心とする小学校の指導とのギャップが大きく、いわゆる「小1プロブレム」を引き起こし、指導の難しさや子供の側の混乱を生んでいることが問題になってきている。また、小学校から中学校へ進学するにあたり、子供たちにとってまた、大変なギャップが生じてくる。教科担任制への移行、英語など新しい教科の履修など、小学校と中学校の相違や、両者の間に存在する段差から、学習や生徒指導上の問題が出てくる。そこで、異年齢の子供どうし交流を深めながら、確かな成長を果たしていけるようにするため、同一敷地内にある幼稚園と、地区の中学校との交流・連携を進めてきた研究を発表する。

 

特別分科会 教育課題U 分散会C 

 【研究課題】 教育改革を主体的に進める学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】  教育活動の連続を目指した異校種間連携の推進
 <研究発表> 自立と共生の基礎を培うための異校種間の連続
           −異校種間の連携を通して確かな学力の一層の定着を図る−
神奈川県横浜市立もえぎ野小学校  後藤 正人
<発表概要>

 今の子供たちは、変化の激しい見通しを立てにくい時代を懸命に生きている。私たち校長は、子供たちがこの時代を力強く生き抜くために、今何が必要とされているのかということについて模索している。本研究では、大会主題と副主題を受け、さらに分散会テーマを踏まえ、自立と共生の基礎を培うための異校種間の連続について提案する。
  神奈川県公立小学校875校(平成17年度)は、その所在する地域によって異校種間の取組も様々である。そこで、県下全小学校の悉皆調査の結果と考察を踏まえて、今後、異校種間連携を具体的にどのように推進していけば、自立と共生の基礎を培うことができるか、また、確かな学力の一層の定着が図られるか、@連携の日常化 A教育課程の創造 B地域・保護者と共に C行政と共にの4つの視点で明らかにするとともに、これらの課題に取り組む校長に求められるリーダーシップについて探る。

 

 

 
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