<発表概要>
学校は、学力・学習意欲低下問題、いじめ・不登校問題、防犯対策など、様々な課題を抱えている。しかし、これまでの組織マネジメントでは、十分な対応が難しくなってきており、今、迅速かつ適切な対応ができる組織づくりが学校に求められている。一方、学校評価を取り入れ、子供・保護者・地域のニーズに応える教育実践も求められている。これらの課題に対し、全国で教職員の評価・育成制度が導入され、教職員の資質・能力を高め、学校の組織の活性化が図られている。ここで、見えてくるものは教職員一人一人の資質・能力を高めながら、組織の活性化を図る学校の組織マネジメントの必要性である。
そこで、本発表では
@ 教職員評価・育成制度と現職教育のかかわり
A 学校の組織マネジメントと現職教育の在り方
について、実践報告を通し、今後の現職教育の在り方を問うことにする。
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