<発表概要>
人権教育の考え方は人間が人間として互いを認める、互いの権利を認めるということである。そのためにどんな手立てをとっていく必要があるか。今回の実践事例にあるように、留意すべきことはアイヌや障害者を助けるという方向に行くのではなく、活動を通して互いの存在を認め合うということである。
@ 社会科副読本(補助教材)の実態、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の存在
A 平取町二風谷アイヌ文化博物館のシンポジウムの流れ
B 平取町立二風谷小学校の「ハララキ活動」(総合的な学習の時間におけるアイヌの学習)
C 平取町三校教員研究協議会でのアイヌ民族の歴史・文化理解実践
D 第53回全日本特別支援教育研究連盟北海道地区研究集会日高大会での実践報告
E 北海道平取養護学校と小学校、中学校、高等学校の四校交流連絡協議会の様子
人権教育は決して特別な教育ではなく「一人一人の子供を大切にした当たり前の教育」である。このことを改めて認識する必要がある。
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