TOP全国大会第58回神奈川大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

第7分科会 学校・家庭・地域社会の連携 分散会@

 【研究課題】 家庭・地域社会との連携で教育機能を高める学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】 子供の健全育成を目指す学校・家庭・地域社会の連携の推進
 <研究発表> 生涯学習の視点にたった学校・地域・家庭の双方向の活動
           −小川小教育ネットワークによる家庭・地域社会との連携−
熊本県宇城市立小川小学校  三角 幸三
<発表概要>

 本校では、学校が地域や家庭と連携して青少年の健全育成に取り組む理由を次のように考えている。
  @学校教育の限界         A学校教育の活性化
  B家庭・地域教育力の活性化  C学校と家庭・地域の相互理解、情報や責任の共有
  D生涯学習の視点に立った教育の実践
 また、連携を推進するにあたっては次のことを心がけながら取り組んでいきたい。
  @連携先のメリットを考え双方向の学習活動にする。
  A無理なくできることを行う
  Bボランティアマネージメントを行う
 その際、地域や家庭とのとの連携の方法について、次の段階があることを考慮する必要がある。
@相互補完協力(cooperation) A部分共有連携(coordination) B協働・協同(collaboration)

 

第7分科会 学校・家庭・地域社会の連携 分散会@

 【研究課題】 家庭・地域社会との連携で教育機能を高める学校づくりへの挑戦
 【研究の視点】 子供の健全育成を目指す学校・家庭・地域社会の連携の推進
 <研究発表> 家庭・地域社会との連携で子供の健全育成を目指す学校づくり
           −学習ボランティアとの連携を中心にして−
群馬県太田市立尾島小学校  橋本 洋一郎
<発表概要>

 今日の社会環境や社会生活は急速に変化・複雑化し、子供たちの健全育成を阻害する要因ともなっている。子供たちの健全育成を目指すには、学校単独の努力だけでは解決が困難であり、家庭・地域社会との連携を密にし、それぞれのもつ教育力を生かしつつ、補完しあった取組が必要である。
 旧新田郡の校長会では、健全育成を図るには「知的な適応能力を高める」ことが不可欠であるととらえ、本校での「学習ボランティアとの連携」を中心にして「確かな学力」の育成を目指して研究を進めてきた。本発表では、どのようにして家庭・地域社会とネットワークを構築し、子供たちの健全育成を目指して取り組んできたのか、また、家庭・地域社会との連携を図るうえでの校長のかかわり方について提言する。

 

 
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