TOP全国大会第58回神奈川大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

第8分科会 国際理解教育 分散会A

 【研究課題】 自他の文化を理解し、共に生きる子供の育成を目指す学校づくりへの挑戦

 【研究の視点】 豊かな表現力やコミュニケーション能力を育てる教育の推進

 <研究発表> 受容・共生と、自己の確立を促す教育活動の創造

           −英会話学習と国際交流活動を通して、国際的視野に立って主体的に
            行動する子供を育てる−

新潟県魚沼市立広神東小学校  今井 信雄
<発表概要>

 国際理解教育のねらいは、自己を確立し、異文化や異なる文化をもつ人々を受容し共生しながら、発信し行動できる力を育成することにある。そのためには、次のような視点で教育活動を創造し、問題解決能力やコミュニケーション能力を身に付けていく必要がある。
@ 英会話学習−英語という鍵で子供の可能性を開く。
A 国際交流活動−子供の見方・考え方を広めたり、深めたりする。
B 保護者と連携した評価活動−自信と成長を促す。
 指導構想を立て、学習活動を展開していくにあたり、次のことに留意し、継承と発展を図っていく。
@ 英会話教室講師、外国人留学生と協同的な指導を進める。
A 国際交流活動の在り方などについて、学校評価を機能させ、取組の改善を図る。
B 見方・考え方の変化、活動意欲の変容を的確に見取り、保護者とともに認め励ます。

 


第8分科会 国際理解教育 分散会A

 【研究課題】 自他の文化を理解し、共に生きる子供の育成を目指す学校づくりへの挑戦

 【研究の視点】 豊かな表現力やコミュニケーション能力を育てる教育の推進

 <研究発表> 人とのかかわりを大切にし、互いの理解を深めるコミュニケーション能力を
           はぐくむ国際理解教育の推進
神奈川県横浜市立すすき野小学校  椿 依都代
<発表概要>

 本市では、多くの国との関係がますます広がり、学校においても外国につながる子供たちが同じ教室で学ぶ姿が年々増えている。こうした状況を受け、市校長会では、「児童が互いの違いを認め合いながら、『まち』や自国の文化を大切にすると共に国際社会の一員としての広い視野と自覚をもって生きることができるようにする」ことを大切にした教育活動の推進に取り組んでいる。
 これまでの取組の成果はIUIの全校配置、日本語教室の設置と運営の充実といった施策に反映されている。また、平成14年度からは、外国語習得(英語活動)という新たな課題にも取り組んでいる。そこで、現在はそれらの成果に立って「人とのかかわりを大切にし互いの理解を深めるコミュニケーション能力をはぐくむ国際理解教育の推進」を目指し、次のような基本的な考えのもとに研究を進めている。
@ 関係諸機関・組織と連携し、協力を図りながら本市の国際理解教育の推進、発展に努め
   る。 
A 多文化共生を推進する必要性のある現状を認識した国際理解の指針を図る。
B 外国語習得(英語活動)についての研究や情報収集を行い、今後の国際理解教育の充
   実に資する。
C 外国人(海外帰国)児童の指導に関する事項について研究し、各校での指導充実に資す
   る。

 

 
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