TOP全国大会第59回岡山大会 [分科会・分散会の趣旨
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◇第4分科会◇
第4分科会   生徒指導

 研究課題   
      豊かな心をもち,かかわり合って生きぬく力を育てる生徒指導の推進
yoko
shita
 
分科会の趣旨
研究の視点
 高度情報化,都市化や少子高齢化といった急激な社会変化の中で,子供の健康や生活にかかわる環境は大きく変化し,子供たちの豊かな人格の形成に十分に対応できない状況を生み出した。
 このような時代の変化や今日の社会に生きる子供の実態をふまえ,新たな視点に立った実践が必要になってきた。小学校における生徒指導は多岐にわたるが,子供たちが生きる将来の社会を見据えながら,学習や生活の基盤づくりを推し進めることも問われている。
 今日の子供たちに求められているのは,社会的なルールやマナーを尊重しながら,自己決定と自己責任を行使する力,社会の絶えざる変化の中で将来にわたり自己をよりよく導く力である。この社会的自己指導力は,自然の偉大さや素晴らしさ等に出会ったり,現実の社会で人々に出会ったりする自然体験や生活体験を多くもつ子供たちに醸成されるというデータが残されている。
 また,変化の激しい時代にあって,子供たちが自らの夢や目標をしっかり見据え,現在及び将来の生き方を考え行動する態度や能力を育成するために,友人や上級生の経験,教師の知識,保護者や地域住民の知恵等を子供自身が活かすことのできる場や機会を設定するなど,学校全体でガイダンスの機能の充実を図ることも大切である。
 本分科会では,子供たちが豊かな心をもち,かかわり合って生きぬく力を育成する生徒指導の推進について,校長の描く明確なビジョンや具体的な方策を明らかにする。
 児童理解を深め、かかわり合いを大切にした生徒指導の推進
 生徒指導は,「児童理解に始まり,児童理解に終わる。」と,言われる。一人一人異なる子供の心にまなざしを向け,個性に応じた指導や支援を行うことが求められている。
 そして,子供の問題行動への対応は,教師の児童理解を深め,子供との人間関係を促進するという観点を大切にして,子供の成長課題であるという視点からしっかりとらえることも重要である。
  子供たちが,自然や社会,人,そして文化にかかわり合いながら豊かな人間性を培い,自ら考え判断し意欲的に行動する能力や態度を育てることを通して,子供の自己実現を目指し,生きる力を培っていく生徒指導の推進に向けた取り組みについて,校長の役割・指導性を究明する。

 家庭・地域・関係機関等との協働による生徒指導の推進
 今日の子供たちの問題行動は,教育的な指導レベルを超えた事象もあり,学校の教育力だけでは対処しきれない問題も増加している。このような状況の中で,学校と家庭,地域,関係諸機関等との協働は.ますます重要な課題となってきている。
 大人と子供,子供相互が,ふれ合い,かかわり合う中で,子供たちの夢や目標を大切に育む学校づくりの推進について,さらに,家庭・地域・関係機関等との協働体制の構築について,校長の役割・指導性を究明する。
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