TOP全国大会第59回岡山大会VI 研究協議の概要
 
VI 研究協議の概要
 
 

第3分科会 現職教育

 【研究課題】 教職員の資質・能力を向上させる学校づくり
 【研究の視点A】 教師の指導力向上を図る研修の推進
 <研究発表> 教師の指導力向上を図る研修の推進と校長のかかわり
              ―A小学校での実践を中心にー
島根県松江市立古志原小学校   家島 滋
<発表概要>

 平成17年の市町村合併を受け,松江市小学校長会も会員34名の大組織になった。現在日常的継続的な研修体制が整っていない状況であり,「教師の指導力向上のための研修」については,組織的な取組はできていない。
  しかし,岡山大会実行委員会の要請もあり,「協働性」の観点からなんらかの取組を発表の柱の一つとしようと考えた。
 そこで,松江市小学校長会共通の取組として,まず教師の「指導力」の分析を行った。そしてその結果明らかになった「学級経営力」と「授業力」の向上を願い,「学級経営診断シート」「授業診断シート」を作成し,客観的な評価を行い指導に役立てることとした。
  まだ取組は始めたばかりであるが,一定の成果を見ることが出来た。
  発表のもうひとつの柱として,参加者が様々な面で参考になるであろう,具体的な実践例を紹介することにした。
  実践例では,研究の視点A「教師の指導力向上を図る研修の推進」に校長として,どう関わったかを二つの実践事例をあげて発表したい。
  実践事例の一つ目は「人権・同和教育の推進における校長の役割」であり,二つ目は
「ふるさと教育推進における校長の役割」である。


<校長としての取組の主なこと>

1.人権・同和教育の推進  
  @ 重点の明確化              
  A 研修会における講義           
  B 情報提供・講師紹介           
  C 先進地・先進校への派遣
  D 研修の拡大・深化
  E 地域・公民館との連携

 

2.ふるさと教育の推進
  @ 意識づけと主任の指導
  A 情報の提供
  B 幼稚園・公民館との連携

 
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