今国会において改正学校教育法が成立し、その中に新たに学校評価と情報提供について規定され、学校評価の実施と公表が法的な責務を負うことになりました。これに先立ち,「新しい時代の義務教育を創造する(答申)」(平成17年10月)で、「学校評価については、地方・学校の主体性と創意工夫で教育の質を高めるとともに、保護者や地域住民に対し説明責任を果たす観点から、自己評価や保護者、地域住民による外部評価を一層推進することが必要である。」と指摘され、学校評価が学校教育の信頼の確立に大きな意味をもつことは全国連合小学校長会としても十分理解しております。また、平成18年3月「学校評価ガイドライン」が示され、その実施方法についても各学校が創意をもって取り組んできたところです。
このたび学校評価の推進に関する調査研究協力者会議が「学校評価の在り方と今後の推進方策について」の素案を精力的にまとめられたことに敬意を表します。学校評価の目的や方法について現場を預かる職能集団としての全連小の立場から、提言に対する意見をまとめました。下記のとおり論点に沿って、全連小の意見を述べますので、よろしくお取り計らいください。
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