TOP全国大会第55回宮城大会第3分科会 (1)
 各県校長会
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第3分科会〈研究課題〉 人間性と専門性を高め,教職員の意識改革を促す現職教育と校長の在り方
研究発表
「教育改革に対応できる教職員研修の充実と校長の役割」
香川県 香川町立大野小学校 松本育男
T 趣   旨  
人権尊重の精神に徹した教育活動
心の教育の充実を目指す生徒指導
(2)
 専門部の活動
調査研究部
教育研究 今年度研究主題
    「教職員の資質・能力の開発」
学校経営 今年度研究主題
    「学校評価と公開」
A
対策活動部
教育諸条件の整備・充実を図る。
教育委員会との意思疎通を図る。
支部活動の充実・連携を図る。
B
広報活動部
校長会の情宣活動を行う。
機関誌「校長会だより」の発刊(年間3回)
(3)
香川県小学校長会研究紀要より
@
めざす教師像
感性豊かな教師
日々の教材研究に努め,より確かな学習指導ができる教師
人の気持ちや行動を受容できる教師
自分自身を素直に見つめ直す勇気のある教師
時代や社会の動向を見通せる教師
改善するための意欲と企画力・行動力のある教師
自分の分掌・仕事に対して責任感のある教師
児童や保護者,同僚や地域から信頼される教師
A
校長としての資質能力
教育に関する理念や見識を持っている。
地域や学校の状況・課題を的確に把握しながら,リーダーシップを発揮することができる。
教職員の意欲を引き出すことができる。
関係諸機関との連携・連絡・折衝を適切に行うことができる。
組織的,機動的な学校運営ができる。
B
求められる説明責任と学校評価
自主的・自律的に学校経営ができることは,裏を返せ

 中教審答申「今後の地方教育行政のあり方について」では,校長およびそれを補佐する教頭が,教育に関する理念や識見を有し,地域や学校の状況・課題を的確に把握しながら,リーダーシップを発揮することや教員の意欲を引き出し,組織的,機動的な学校運営を図ることが重要であると指摘されている。また,教員の資質向上と意識改革を図ることの重要性を指摘されている。
 完全学校週5日制と,新しい教育課程全面実施が2年目となる。社会の急激な変化に柔軟に対応し,これからの時代をたくましく生きる子どもを育成するために,教職員一人ひとりが自己変革を目指し,積極的に研究と修養に努めることが基本であり,専門職としての資質・能力の向上に努めることが重要である。そのために,校長の果たす役割がいかに大きいか,また,児童・保護者・地域から期待されていること,校長として,今こそ指導力を磨きリーダーシップを発揮していくことが求められている。  そこで,香川県,讃岐地区,香川郡,香川町での校長会としての取り組みを見つめ直し,本校での,教職員の意識改革のあり方について考えていきたい。



U 研究の概要
香川県小学校長会としての取組
   本会は,香川県下208校の小学校長で組織され,学校現場の教育課題の解決に向けて,研究を進めている。
  (1)研究主題
  『新しい時代を拓き,国際社会を主体的に生きる心豊かな日本人の育成を目指す小学校教育の推進』
  ―豊かな心とかかわる力をもち,たくましく生きる人間の育成を目指して―
   これらの実現を目指して,校長としてのリーダーシップを発揮し,教育改革に対応できるよう,活力と創造に満ちた小学校教育の確立のために研究内容を次の4分野に設定し,実践研究を深めている。
確かな学力と生きる力をはぐくむ教育課程
専門職としての資質
能力の向上を図る教職員研修
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