内閣に設置されている教育再生会議が、平成19年1月24日第一次報告を発表した。その「基本的考え方」の中で、「大人一人ひとりが子供の目標となるよう誠実に努力する必要がある」「社会総がかりで教育を」としていることは重要な捉え方であると考える。
また、<改革の具体的実践の重視>として、「教育振興基本計画の策定と法令等の整備とともに財政基盤を確保して迅速かつ確実に実施する」としていることに注目したい。財政基盤を確保し、改革のための条件整備を十分に行うべきである。
本会としては、今後、文部科学省や中央教育審議会がこの報告を踏まえて示す方向性に沿って、教育改革を推進すべきものと考える。
7つの提言に対する見解は以下の通りである。 |