現在、そして未来において、地球温暖化、砂漠化をはじめとして水質汚濁や大気汚染、ごみ処理問題やエネルギー問題等の生活を取り巻く環境、ひいては地球環境までもが子どもたちの生活を脅かすことが懸念される。
その環境と共生していくためには、人間と環境とのかかわりについて地球的な視野で考え、身近な問題から解決していく実践的な態度を育成していくことが重要である。
各学校においては、各教科・総合的な学習の時間等で環境教育について身近な自然や歴史、伝統等を取り上げながら地域に根ざした特色ある実践をしているが、その環境とのかかわり方は、「自分と環境とのかかわり」を主とする、いわば「点」としての理解や実践にとどまっている。
そこで、本地区校長会は、「環境との共生(自然との共生、人との共生)」をねらいに掲げ、地区内を流れている「川」を取り上げながら、それぞれの取組みを近隣の学校と交流して環境についての理解や実践を「点から面」に広げていくこととした。
こうした考えから、自然を大切にする心、環境に主体的にかかわり実践する態度や資質・能力を育て、環境教育を推進していく上での校長としての在り方を探る。
1 研究の内容 |
(1) |
環境教育のねらいの検討 |
(2) |
環境教育全体計画の見直し |
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環境教育全体計画チェックリストの作成 |
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A |
チェックリストによる全体計画の点検・検討 |
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B |
環境教育全体計画の整備 |
(3) |
教育課程の編成 |
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各教科・領域における環境教育のねらいの明確化 |
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A |
各学年の年間指導計画への環境教育の位置付け |
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・総合的な学習の時間への位置付け
・交流の意図の明確化 |
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