2校の交流活動の計画・実践にあたっては、学校間の調整が大切になってくる。交流活動の意義の確認や全体計画への位置付けなどの判断は校長がして、実践活動についての連絡調整は担任に委ねるようにした。
実際の交流活動では安全管理要員や相談者として参加することにより、交流活動の効果を確認する機会とした。
校長も活動をどう発展させるかなどを担任とともに考え、担任を支援するという立場でかかわり、担任の実践意欲を高めた。
今年度は「学校間交流活動」と並行し、もう一つの方策としての「教師による学校間交流」を行った。
環境教育主任会で話し合われたことを各学校にどのように広げ具現化していくか、その具体的な手だても考えていく必要がある。
「環境教育主任会」という場を設定し、各学校の環境教育への取組みの実情や日常化の状況、学校間交流活動の可能性などを話し合うことで、各校の今後の環境教育の方向性や環境教育に対す理解が深まったと考える。このような場を設定し、自校の環境教育だけでなく、他校の実践状況を知らせ、意欲や意識を高めていくことは、校長の指導性として大切なことである。