A「基礎基本」の重視:「確かな力」をはぐくむ
○基礎学力の形成 |
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読書の習慣化(毎朝の読書タイム) |
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家庭学習の習慣化とドリル学習の強化(毎日の宿題,週末の日記) |
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補充的な学習の充実(水曜日の放課後の補充的な学習の時間) |
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・少人数指導の全学年実施 ・標準学力検査(国語,算数)の実施 |
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・習熟度別学習(算数)の試行 |
B「健康・体力づくり」の重視:「体力向上」を図る
○健康づくり |
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歯磨きタイムの実施) |
○体力づくり |
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体育カードの活用(運動能6年間の記録) |
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休憩時間の延長(校庭で元気に遊ぶ) |
C「総合的な学習の時間」の活用
○「地域・環境」「情報」「福祉」「国際理解(英語活動)」「ものづくり」「行事準備等」「縦割り活動」「学級の活動」 |
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英語活動(30時間):ALT・幼稚園の外国人教員の活用,昼食時の英語放送 |
○「調べ学習室」の設置(校内LANも接続し,図書館機能の充実を図る) |
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体育カードの活用(運動能6年間の記録) |
D 日本の伝統文化の重視
2 多様な人々との交流に関する経営実践
(1) 特殊学級の見直し
@ 特殊学級に対する考え 子供や保護者の教育に対するニーズを踏まえ,ノーマライゼーションの理念を具現化するため,障害のある子供たちと障害のない子どもたちの共生を意図した交流教育を実施している。具体的には,@障害のある子供であっても生活の基盤は通常の学級とする。A障害のある子供が参加できる学習や学級・学校生活は共に活動する。B障害に応じた教科指導や障害に起因する困難の改善・克服のための指導を必要とする場合は,必要な指導内容を特別の場で行う。本校では,その場は,個別や小集団の生活や学習に使用する場であるので「個別学習室」と命名している。(「虹っ子学級」との愛称があったが,それは,弱い保護すべき存在という上下関係のある概念を子供や保護者に形成させることも考えられるので改称することにした。)
A 実践の成果 障害のない子供たちは,障害のある子供たちを学級の一員として受け止め,問題や困難を個性と捉え,違和感なく共に生活している。
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なお,特殊学級の家庭訪問に通常の学級の教員も自主的に同行したりするなど,教員の意識の変化もみられてきている。
(2) ふれあい広場
@ 趣 旨
核家族化,少子化や両親の共働き等により家庭・地域での大人と子供や子供同士のかかわりの希薄化傾向が見られる。そこで,子供に高齢者を中心とした多様な人々との自由な触れ合いを体験させたいと考え,放課後,学校を開放し,子供や地域の人々に自由に活用してもらっている。
A ねらい:
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高齢者や地域の人々との自由な触れ合い体験を通して,人間理解の広がりを図る。 |
B 時期
場所:
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水曜日の放課後。校地内(校庭,畑,教室,ホール等)。 |
C 内容:
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遊びなどを中心にした自由な交流。(昔の遊び,囲碁,将棋,ゲーム,手芸,本の読み聞かせ,宿題,畑作り等) |
D実践の成果
子供たちや高齢者・地域の方々は,回を重ねるごとに無理のない自然なかかわりを楽しみ,自主的に多様な活動を展開している。
(3) 「福祉」活動の充実(総合的な学習の時間)
@ 活動の視点
体験活動を通して福祉についての関心と理解を深めさせ,様々な人々と共に生活していくためには,どうしたらよいのかを考えることができるようにするという視点から福祉活動を推進している。
A 活動内容
1年「おじいさんおばあさんとなかよくしよう」 2年「手話で歌おう」*1,2年は生活科扱い3年「盲導犬について調べよう」「点字に親しもう」
4年「学区の福祉マップつくり」「点字に親しもう」
5年「キャップハンディ体験学習」「手話を知ろう」
6年「虹の苑(福祉施設)へ行こう」「
手話を知ろう」 「ボランティア活動をしよう」 B実践の成果 子供たちは,どの活動にも興味関心を持って参加し, 違和感なく活動を楽しんできている。
<仙台市立北六番丁小学校>
〜盲学校との交流を通して〜
1 交流の経緯
本校の学区に隣接して県立盲学校があり,ここ数年,盲学校小学部に在籍児童がいる全学年と交流が行われてきた。はじめは,学校・学年行事に互いに参加したり,休憩時間に遊んだりといった交流であった。
2 校長のかかわり
(1) 障害を持つ人々との継続性のある活動に取り組ませることで,思いやりの心を育成し,より深く共生の意識を育てていく。
(2) 活動のねらいを明確にし,交流を積極的に推進し,教科や総合的な学習の時間のカリキュラムに位置付ける。
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