国際化,情報化の進展に伴い,人々の人権問題への関心は高まり,今世紀は「人権の世紀」とまで言われるようになった。しかし,私たちの周りには,依然として差別や偏見など人権にかかわる問題が後を絶たない。
また,児童の学校生活に見られる人権に関する問題には,教師自身の偏見や配慮を欠く言動に起因していると思われるものがある。
そこで,共に生きる心をもち,すべての人の人権を尊重する人権教育を進めるには,指導者である教師一人一人が人権を単なる知識としてとらえるのではなく,日常生活の人間関係に根づいた人権感覚を持つことが大切である。この人権感覚は,多くの人と触れ合い,体験的に学習したり研修を重ねたりする中で生きて働く力として高められていくと考える。
1 羽咋市小中学校校長会の研究の基本方針
(小学校校長会8人・中学校校長会2人)
石川県小学校長会・中学校長会などの基本課題に基づき,21世紀を拓く日本人の育成を目指し,会員相互の連絡を密にして研鑽を積み,活力と特色ある学校づくりに努めている。特に次の3点を重点事項としている。
(1) |
教職員の資質向上と学校の活性化に努める。 |
(2) |
地域の実態に即した特色ある学校づくりに努める。 |
(3) |
家庭・地域との連携を強め,開かれた学校づくりに努める。 |
2 羽咋市校長会の研究
(1) 研究推進体制
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定例研修会・・月1回諸課題の全体協議,実践交流 |
A |
校務研究会・・・・研究推進委員中心に協議 |
B |
研究推進委員・・・企画・資料収集・原稿案作成 |
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